子供がカウンセリングや心療内科に行きたがらない理由

子供がカウンセリングや心療内科に行きたがらない理由

子供がカウンセリングや心療内科に行きたがらない理由

不登校カウンセラーで現役塾講師の前田です。

原因不明の不登校や理由のわからない引きこもりに悩む
お父さん・お母さんの話を伺うと、

不登校や引きこもりが長引くのは心の病気かも?

と悩んだ末に心療内科や不登校カウンセリングに
お子さんを連れて行く流れになるようです。

しかし、お子さんが素直に言う事を聞いてくれるわけもなく
絶対に行かないと言い張るので
心療内科やカウンセリングは諦めた。

結局、今まで通り
学校に行かない不登校の日々が毎日続いている。

お父さんやお母さんは心を悩ませている。

そんな毎日かもしれません。

しかし、おかしいとは思いませんか?

ちょっと考えてみて下さい。

朝起きた子どもが「足が痛い」と訴えてきたとしましょう。

「お母さん、お願い。
歩けないほど足が痛いから
車で病院に連れて行って」

と言ってくるのです。

なぜでしょうか?

・・・

そうです、

足が痛い時は
外科に行かないとマズいとわかっているからです。

そして、外科に行けば解決できると
子ども自身わかっているからです。

カウンセリングや心療内科に行かない理由

であれば、なぜカウンセリングや心療内科には
行こうとしないのか?

「もしかしたら、自分は心の病気なのかも…」

とお子さんも薄々感じているのであれば
大抵の場合は心療内科やカウンセリングに行きます。

お子さんだってフツーに学校に行きたいし
部屋から出てきたいのが本音ですから。

しかし、、、

病気じゃない!
病院やカウンセリングで治るわけがない!
絶対に行かない、行きたくもない!

と強く主張する場合、考えられる理由は2つしかありません。

1つは、一度既に行った事があり
トラウマになるような体験をした場合。

もう1つは、不登校や引きこもりの理由が
心の病(うつや精神疾患)でないと
本人が明らかにわかっている場合です。

特に、心療内科や精神科、不登校カウンセリングに
一度も行った事がないにもかかわらず、、、

絶対に行かない!

と言い張る場合は大抵後者のパターンです。

つまり、学校に行きたくない原因を
お子さんも薄々気づいている、何となくわかっているんです。

しかし、その答えをズバッと説明できるほど
完璧に理解しているわけではない。

ただ、心療内科やカウンセリングで
解決できない事だけはわかっている。

(お父さん、お母さん。
私の事を心配してくれるのは嬉しいけど、
ポイントはそこじゃないんだよ~)

(こちらからメッセージを発信しているのに
どうしてわからないのかなぁ…。
やっぱり自分の事を愛していないから気づかないのでは…)

お子さんはきっとそんな心理状態です。

-不登校・登校拒否・引きこもり解決法