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不登校の子ども心理(1)マズローの欲求5段階説

不登校の子ども心理(1)マズローの欲求5段階説

不登校の子ども心理(1)マズローの欲求5段階説

投稿日:2015年3月22日 更新日:

不登校カウンセラーで、現役塾講師の前田です。

不登校の子どもの心理や気持ちがサッパリわからない…

とお悩みのお父さん、お母さんに
ぜひとも知ってほしい不登校の子どもの心理があります。

それは「マズローの欲求5段階説」という理論です。

心理学の世界では少々古い理論と言われていますが
不登校状態の子供の心理を理解しやすいので
まずは下記の図を見て下さい。

人間には、大きく5つの欲求があります。

より根源的な欲求から下から順番に、

1:生存欲求(人間が生きるために最低限必要な欲求。睡眠欲、食欲、性欲等)
2:安全欲求(安全、安心な状態で生きたいという欲求)
3:親和欲求(社会的欲求とも言われ、人と接したい、人間関係を作りたい欲求)
4:自我欲求(他人から頭一つ抜け出したい、チヤホヤされたい欲求)
5:自己実現欲求(他人の評価ではなく自分らしく自分に自信を持って生きたい欲求)

という5つの欲求です。

そして、ここがポイントなのですが、5つの欲求は積み木と同じで
一つ下の欲求が満たされていないとその上を積む事ができません。

例えば、腹が減って仕方がない(1の生存欲求が満たされていない)状態で
友達を作りたいという気持ち(3の親和欲求)は生まれてこないわけです。

また、友達がいない(3の親和欲求が満たされていない)状態で
周囲からチヤホヤされたい気持ち(4の自我欲求)は生まれてきません。

そもそも友達がいないのであれば、チヤホヤされようがありませんよね。
チヤホヤしてくれる友達がいないわけですから。

以上のように、
一番根源的な生存欲求から順番に満たされる事で
より高次の欲求が生まれるようになっているわけです。

不登校の子どもはどの段階?

では、マズローの欲求5段階説で言うと
不登校や登校拒否の子供はどこにいるのでしょうか?

ここで考えて頂きたいのは、

子供にとって学校とはどんな存在か?

という事です。

現在の日本社会において
子供にとって学校は勉強する場だけではありません。

むしろ、友達や先輩後輩、そして恩師である先生と
人間関係を作る場として機能しています。

そうです、

マズローの欲求5段階説で言えば
3の親和欲求(社会的欲求)を満たすために参加するのが
学校という場なのです。

しかし、不登校や登校拒否(特に引きこもり)のお子さんは
その親和欲求を満たす事を放棄しています。

言い換えれば、親和欲求を満たしたいと思える段階に至っていない。

安全欲求を満たせていない可能性が高いわけです。

安全欲求が満たされていない人間は、当然情緒不安定になります。

人間なら誰でもそうです、大人も子供も関係ありません。

他の記事でも書きましたが、
安全欲求が満たされていない子どもに対して

不登校である事を叱ったり
毎朝、無理やり登校させるというのは
不登校で悩むお子さんにとっては逆効果になります。

>> 不登校でも無理やり登校させるべきか?

「今の私にとって学校は安全じゃないんだよ、お母さん。
だから安全なお母さんのすぐ側でいさせてよ」

と言っている子供に学校へ行きなさいというわけです。

(えっ…お母さんも私にとっては安全な場所じゃないの?
一体、私はどこに行けばいいの?)

と感じてしまいます。

それは、親子の信頼関係を一瞬で破壊する行為であり、
子供が自分の居場所を探し始める原因となります。

ある子は自分の部屋に居場所を求めます。

これは、引きこもりの第一歩です。

(特に社交性がない子は引きこもりになりやすいです。
事実、私がそうでした)

また、家に居場所がない子供でも社交的な子どもは
同じ境遇の子ども同士で集まり群れます。

そうです、

非行グループに居場所を求めてしまうのです。

非行の第一歩になります。

ですから、お父さん、お母さんが
まずはお子さんの一番の安全地帯になってあげる。

安全欲求を満たしてあげる。

これを最優先順位に考えて下さい。

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